自分の輪郭を掴む

タスク消化の日々で、うすぼんやりしてしまった私自身の輪郭を掴む

その名はホットクックーホットクックハイ編ー

9月中旬、新型ホットクックが我が家にお目見えした。収納場所もばっちり確保、工事不要の食洗機の横へ。ホワイトで揃っててイケてるねお二人さん。

 

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4連休でいそいそと作ったものはこちら

 

◎無水カレー

ホットクックの看板メニュー。ルーの濃さに頼った今までのカレーとは違い、溶け込んだ野菜を感じる!ルー不使用にチャレンジしたくなる気持ちも分かるな。セロリやトマトを子供が楽々食べてしまえるのもGood!

 

◎サラダチキン

お鍋より柔らかく出来た。『いつもより胸肉大きめだから、少し長めにお湯につけとくか』→熱が入りすぎ、硬い。といった失敗がなく、いつ作っても均一に作れるのが最高。

 

◎ゆで卵

冷蔵庫から出したてか、サイズ、お湯の量、結構ブレることの多いゆで卵。水がほんの少しで済むのも良い。

 

○ハマチ大根

安かったので、ブリじゃなくてハマチ。大根が茶色くないのに味がしみてて本当に美味しかった。というか、ハマチの旨味も出きって大根にしみてしまった感…?ハマチがイマイチ。そもそもブリで作ってないので自己責任か。

 

△鳥手羽元とじゃがいもとしめじの塩煮

なんとなく手羽元と大根の煮物コースにしたら、じゃがいもが溶けて無くなっていた。ポタージュの上に鳥手羽元としめじが乗っている状態。こんなに火が入ると思ってなかった。柔らかいものを中心に火加減を考えなければならない。次回は肉じゃがコース&メークイーンで挑戦。

 

◎野菜スープ

夫が初挑戦。本人的にも簡単で美味しく出来て嬉しい模様。ホットクック導入の目的は『調理の属人化防止』だったので、当面の目標、『夫にホットクックに親しみを持ってもらう』は達成出来そう。子供が2回もおかわりした。

 

今週は、いわしの骨まで柔らかい煮、いも煮にチャレンジする予定。いわしや里芋という、普段買わない具材とも出会えるのも良きところ。(食費は上がりそうだけど)

 

ホットクックと夫と私と3人で、毎日の夜ごはんを普段なく美味しいものにしていきたい。

 

 

 

その名はホットクック-導入編-

9月の楽天ラソンで最新ホットクックを購入した。2.4Lの白。まだ届いていない。

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ホットクック、「ほっとく+cook」でホットクック。またの名を『自動調理器』。共働き家庭には喉から手が出る響きの家電だ。

 

私がフォローしている方々(倉田けいさん、ワーママはるさん等)が軒並み持っていて、この一年ずっと気になっていたものの、高価かつ手強そうで手が出なかった。使いこなせる賢者のみが自動調理という名の桃源郷に辿り着ける、そんなイメージで畏れ多かったのだ。

 

ではなぜ今回は購入に至ったのか。

我が家の保育園降園後のスケジュールはこちら。

 

17:15 自宅着、米を炊き、前日にあらかた作った料理を仕上げる

17:50 保育園お迎え出発

18:10 徒歩で帰宅、即夜ごはん

18:30 アンパンマン30分鑑賞、大人は束の間の休憩

19:00 褒めおだて奉りながらお風呂へ誘導

19:30 褒めおだて奉りながらお風呂を切り上げ、保湿、着替え

20:00 歯磨き、お布団へ誘導、絵本読む

    リビングに残された夫、明日の調理開始

20:30 読了、消灯

21:00 布団から這い出る、晴れて自由の身

 

私はどうしても21時に母業は閉店したい。そのためには前日に調理があらかた済んでいなければならない。

寝かしつけを夫が担当出来ればいいのだが、子どもが泣き叫び寝室を飛び出してくるのを1時間以上繰り返すので、私も夫も諦めてしまった。

その分、レシピと食材をこちらで指定し、夫が調理を担当することになったが、どうも火加減がいまいち、味付けも目分量なのであと一歩。

決して不味いわけではない。ただ、一日で一番楽しみにしている夜ごはんとしては、正直物足りない。

 

そこでホットクック様の登場である。間違えることのない火加減、目分量を決して許さない威圧感。だって8万もしたんだ、ひれ伏す以外の選択肢はない。

 

当面はレシピ本を購入して忠実に再現していくつもりだ。TwitterYouTubeからもレシピも貯めていきたい。ブログにもまとめたい。我が家はホットクックと共に生きてゆく…!!(とここに宣言することで埃を被る結末を回避したい)

住処を考える

さてどこに住むべきか。

迷走し続けて早5年近く。今のところ、家庭環境が変化しなくなるまで賃貸、それ以降は中古マンション、と考えている。今のところ。

 

迷走していた5年間を振り返る。

エントリーNo.1【義実家近くの新築建売戸建て】

現状より少し田舎だが、バス便も多く夫婦ともに通勤可能。お手頃なお値段。義実家から車で5分。

→子どもが居ない状態で戸建を買って大丈夫か?私、簡単には妊娠しない気がする(予感は当たり、その後不妊治療に入る)、購入断念。

 

エントリーNo.2【右隣駅の新築マンション】

現状とあまり生活圏内は変わらず、お値段もそこそこ。

→管理費・修繕費の国交省ガイドラインを読み、頭を抱える。

https://www.mlit.go.jp/common/001080837.pdf

住み替えを考えていなかった我が家、30年後には修繕費が間違いなく足らなくなる事実、「マンションは住民の共有財産」という点に尻込みし、購入断念。

 

エントリーNo.3【左隣駅の新築建売戸建て】

現状とほぼ生活圏内は変わらず、お値段もそこそこ。最重要な保育園問題もクリア。

→川が近い。その分、治水にかなり力を入れている地域なので滅多なことはないだろうと考えるも「2021年熱海土砂崩れ」をテレビで目の当たりにし、「令和3年8月の大雨」で滅多な降水量が降ってしまった。購入断念。

 

そもそも、今の賃貸が大好きなのだ。

全方角、前が抜けており日当たりもよく、天井も高い。収納も多くて動線も良い。

駅・バス停も近く、徒歩10分で大きなショッピングモールの中だ。川も遠い。

住民の方々も優しく、トラブル皆無。

 

マイナス点は築20年なので冬は結露がある、お風呂のお湯が速攻冷める、ぐらいであろうか。冬が来るたびに引っ越したいな~と考え、春が来るたびに忘れてしまうのを早5回は繰り返している。

 

マイホームvs賃貸の抗争はネット上の恒例行事、ほんとによく見かける。

家庭環境・労働環境・地域・懐事情・住まいの価値観、掛け合わせると幾万通りの考え方があり、他人が口出すことではなく、人の宗教観に口を出すべきではない、という感覚に似ている気がしている。よそはよそ、うちはうち。

それでも、『買う決断』をした友人を見てると決めきれない我が家は少し気後れしてしまう。我が家は『買わない決断』まではしていないから。

 

お得かどうかではなく買う必要性を大事にしたい。その必要性が出てくるまでは、フレキシブルさを大事にしたい。

 

…と、格好つけてみるも、実際は、子どもが転校したい事案に巻き込まれたら、夫が転職したくなったら、家族に怪我があったら、親に何かあったら、起きてもない事案が頭をかすめ、何も決められない。

 

心配性で優柔不断な私は、家を買う自分が想像できないまま、今日も仏頂面でSUUMOを眺めている。

 

 

おかあさんといっしょとわたし

おかあさんといっしょに出会ったのは2020年2月。絶対に間違いないのは、初めて聴いた月歌*1が「きみイロ」だったから。 

 

最初はお兄さんお姉さんの200%の元気がこそばゆく、あまり直視できなかったのを覚えている。0歳児との代わり映えしない室内保育のひとつになれば、程度の気持ちだった。

先輩母さん達のおかいつトークにもついていけず、『みんなママやってんなぁ』とちょっと斜に構えてたぐらいだ。

 

それがどっこい、そこから育休終了するまで1年半、どっぷり「おかいつ沼」にハマり、助けられ、励まされた。

室内保育は「私・夫・おかいつ」の三位一体でこなせたと言っても過言ではない。

 

パートとしては、下記に分かれる。

  1. ご挨拶、季節・時節の歌★
  2. 過去の月歌
  3. 人形劇(がらぴこぷ~)
  4. 生活習慣VTR(はみがきできるかな?等)
  5. 曜日別出し物(シルエット博士等)★
  6. 動物VTR
  7. 体操★
  8. お別れの歌、バイバイ★

★がついているところは本来であればキッズ達が参加パートだがコロナ禍で募集無し。再開を待つ間に大きくなってしまった子達もきっといるだろうと思うと悲しい。ちなみに2020年2月から観始めた我が家は、ほぼ無観客の記憶しかない。

 

育休中、私は「私」がどこかにいってしまった気がしていた。当たり前だが24時間子どものことが優先で、何ひとつも自分の思い通りにはならない、何をしてても集中できない、何を見ても楽しくない。波が海岸の砂を削り取っていくように、少しずつ少しずつ自分がいなくなっているような気がしていた。子どもの可愛さとそれらは対ではないのだから、子どもがいくら可愛くても埋まるものではない。

 

おかあさんといっしょをつけると子どもは食い入るように見るので、「こりゃ楽になるぞ」と約25分の休憩時間が増えた。

毎日毎日繰り返される同じような内容。ある日ふと、「この曲好きだな」「今のバク転すごいぞ」「今日の衣装かわいいな」と違いに気づくようになる。同じように見えていた25分が、毎回あの手この手と工夫を凝らされていることに気づいた。毎日16時を楽しみに過ごすようになるにはそう時間はかからなかった。

 

子どもが笑い、指を指す。私も歌ったり踊った楽しい。初めて子どもの「楽しいコンテンツ」と私の「楽しいコンテンツ」が一致した気がした。

 

もう少ししたら、一緒に歌ったり踊ったりできるのだろう。その日を母はすごくすごく楽しみにしている。そして私のお葬式には前段の「きみイロ」を流してほしい。人生に彩りを与えてくれた曲だから。

 

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おかいつメンバーの皆様、スタッフの皆様、ここに一人、あなた方に救われた人間がいます。きっと全国にもたくさん。感謝を込めて。

*1:月歌…ほぼ毎月、季節などに合わせた新曲が発表される。母達は月初を楽しみにしている。

自分の輪郭を掴みたい

 

脳に空き容量が増えてきたな、と実感してきた今日この頃、そして息子の2回目の誕生日。ブログを始めることにしました。

 

不妊治療、妊娠、出産、育児、職場復帰、ワーママと形を変えながら過ごしてきた4年間は、日々をこなすことで精一杯で、常に「ストレージの空き領域がありません」状態でした。
 
職場に復帰し、生活のリズム・夫婦の役割・家事の取捨選択、試行錯誤を繰り返してどうにかこうにか生活が回り始めた。心も脳も余裕が出てきたワーママ4ヶ月目。
 
途端、「子育てが終わったら何もない自分になるのではないか」という漠然とした不安が出てきた。ありまさんのインスタにも触発されました。
 
今の仕事は環境には恵まれているものの、私の力や知識となり蓄積されていくものではない。このままの仕事の仕方でいいのだろうか…。
 
そこで社内のキャリアコンサルタントに相談することに。
てっきり資格試験の案内が来ると思っていた私に、思ってもみない提案を受けました。
 
「自分のアウトプットをしてみては」と。
 
曰く、
・会社でも家庭でもない「私の」居場所をつくる
・アウトプットすることで「私らしさ」を積み重ねる
・オンライン上の「私らしい」表現方法を身に着ける
 
 
どれもこれも、妻でも母でもない「私」を見直す作業。今求めているのはこれだ!
 
そして私なりに咀嚼し、ブログのコンセプトを
『タスク消化の日々で、うすぼんやりしてしまった私自身の輪郭を掴む』としました。
 
薄い色フィルムを重ねていったら、いつか輪郭が見えてくる、そんな場としての活用出来たらと思っています。